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【ブログ】一種類の日本酒で料理とマリアージュ出来るか?!第23回 みやぎ水産の日『宮城の旬の水産物と地酒を味わう会』

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Byhikaru kimura


5月に開催した第23回 みやぎ水産の日『宮城の旬の水産物と地酒を味わう会』<5月は銀シャケ>



毎月、宮城県の旬な魚介と日本酒を組み合わせる企画ですが、今回の日本酒の取り組みはいつもと違う提案の仕方だったので、ブログにまとめました。


日本酒の裏テーマは<一銘柄一種類>

たった一本の日本酒を駆使して、様々なスタイルで料理と合わせて提供しました。


今回使用したのは【内ヶ崎酒造店『鳳陽特別純米酒なま生』】



【料理と日本酒のアレンジ】

※■が日本酒のアレンジの方法です。


<其の一 ご挨拶>

木の芽和え、白和え、胡麻和えの三点盛り



■ステア

日本酒をステアすることで、空気とふれあい、まろやかになります。

生酒特有の臭みを消すことで、生魚と合うように修正しました。



<其の二 進化>

銀鮭のパンナコッタ ブルーチーズソース



■燗酒

柔らかい味わいを出すために、あえてお燗にします。

いったん50度まで上げて、40度ぐらいのぬる燗で。そうすることでチーズとの相性も合うようになります。



<其の三 古き良き日本を伝承>

銀鮭幽庵低温仕上げ



■加水

原酒だと味が濃いため、加水でさらに柔らかく。

ステアとは違う、アルコール度数を下げることでマイルドな味わいにしました。



<其の四 UMAMI>

炭火焼銀鮭と銀鮭のポタージュ、バケット添え



■レモンピール

レモンの皮の香味成分を活かして、ピールに。

さっぱりとした香りと、ポタージュの濃厚さを演出しました。



<其の五 満たされる心>

銀鮭なめろうの磯辺揚げと銀鮭パン粉焼きの盛り



■ストレート

しっかりと火が通った料理であれば、この生酒の良さも存分に味わえます。

シンプルにそのままお楽しみいただきました。



<其の六 豪快=漁師>

銀鮭の炊き込み御飯と銀鮭だしの吸い物



■ヒレ酒

銀ざけのアラを丁寧に焼き切り、油がなくなったところで、完走させたひれを、55度まで上げた飛びきり燗に投入。

出汁のある日本酒がスープとなって〆の料理を引き立てます。





魚谷屋さんが誇る料理人のこだわりの料理に合わせて『一銘柄一種類』と内容でしたが、テクニカルになりつつも、無事に想いは伝えられたと思います。



今回提供した 鳳陽さんの娘さんもいらっしゃり、大盛り上がりでした。




日本酒一種類のアレンジは、バーをやっていたころからいろいろと実験してきていました。

アレンジすることが蔵元にとっていいことではないかもしれません。でもこういったことができるのが日本酒の懐の広さだと思います。

また機会があれば、ご披露したいと思います。まだまだアレンジの仕方はたくさんありますので。


その時はぜひご参加ください。

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