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学生の反応がこれからの日本酒の未来を照らす

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Byhikaru kimura

学生日本酒協会で活動をしていると、学生の反応は新鮮な事が多く勉強になり、そして楽しい。

美味しい日本酒を飲んだときの彼らの顔を見るだけで、やってよかったと思うし、彼らの日本酒に対する意見は参考になる事ばかりだ。

そう思えるようになったのある大学生たちの反応が、いまの自分の垣根を払うきっかけを与えてくれた。

今回はその2つを紹介したい。


ひとつは東京の学生の反応。
セミナーの後に感想を聞いているときのこと。
本人はお酒があまり強くないので、日本酒を飲んだことがなかったと話していた。そしてセミナーで飲んだ日本酒が美味しかったので、今後も飲みたいと言ってくれた。
そのときの言葉『僕はお酒が強くないしお金もないので、一杯でいいので、美味しい日本酒を飲める機会を作りたい』

もうひとつは宮城でのこと。
セミナーの後、学生たちと飲みながら話をする事が多いのだが、その時は別件もあり、その場で解散した。学生たちは盛り上がっていたので、そのまま飲みに行ったのかと思っていた。
後日、セミナーの反省も含めて話を聞いていると、飲みに行かずにご飯を食べに行ったとのこと。

なぜ、ご飯?飲み足りないような事を言ってたとおもったが?
答えは
『せっかく美味しく飲んだ印象を、自分たちがよく行く安い居酒屋のお酒で消したくなかった』


別々の学生たちの反応だが、日本酒を飲むものの意見として目からウロコであり、うれしくもあった。

日本酒を飲むときに、調子に乗って飲み過ぎて味もわからず、何件も飲みまわってチャンポンする自分とは全然違って、日本酒を味わおうとしている。またお金がないからこそ、美味しい一杯を味わいたいと思う気持ち。

今の学生は日本酒の味わう意識が高い。
そのときそう感じた。


この話はすると『お酒の席なのに元気のない学生だな』とか言う人もいるが、僕はそれは違うと思う。
いろいろな日本酒の会をみて思うのだが、ただ酒を飲みたいだけ。味わっているのか、自分も含めて疑問だ。

その点、今の学生たちのほうが、日本酒をちゃんと味わおうとしているのではないか。


上の年代と僕らと学生たちとは、時代が違うのだから、味わい方が変わってもいいと思う。また時代に合わせて提供の仕方が変化する必要もあるだろう。
大切なのは【日本酒は美味しい】とおもってもらうこと。

それを素直に感じ取れる学生たちに、これからは新しい日本酒の味わい方に変わっていくのではないかと、ひそかに楽しみにしている。
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